デートを楽しむ
恋人とデートをする時、
「どうしてちゃんとレストランの
予約をしていなかったのだろう」
「どうして場所をちゃんと
確認していないのだろう」
と相手の準備不足について不平を述べ、
恋人にがっかりしてしまうことも
あるでしょう。
デートといえば、
誰にとっても貴重で大切な時間です。
しかし、自分が思い描いたようなス
マートなデートが出来ないと、
恋人に対してがっかりしてしまい、
一気に相手の評価を下降させる人もいるでしょう。
そんな時は、
相手に期待し過ぎている可能性があります。
「レストランは予約していて当たり前」
「道は調べていて当然」
と端から思い込んでいるのと、
相手に全てを委ねているからこそ、
相手の行動にがっかりしてしまうのです。
スマートなデートをしたいと思うのであれば
全てを相手に任せるのではなく、
自分からすすんで一緒にデートの内容を
準備するよう心がけましょう。
女性の中には、
男性がエスコートするものと
思い込んでいる人もいますが、
デートは女性が
エスコートしても良いのですから、
何事も枠にはめて決めつけず、
過度に期待をするのはやめましょう。
そうすれば、
デートはもっと楽しくなりますし、
相手にがっかりすることもなくなるはずです。
せっかく交際したいと思える相手と出会い、
二人の時間を共有するのです。
デートは二人の協同作業なのですから、
もっと幅広く自分たちが良いと思う
方法で楽しめるよう
工夫をして楽しむ余裕を持ってこそ、
スマートなデートだと言えるのです。
相手の癖を直す
理想のタイプの人に出会い、
初めてのデートの日を迎えるまでには、
どんな話をしようか、どの服を着て行こうかなど、
待ちきれない思いで頭の中で
いろんな場面を想定してわくわくするものです。
しかし、迎えた初デートの日、
相手にがっかりして交際を始めたことを
後悔してしまったという経験をしたことの
ある人も少なくないのではないでしょうか。
デートといえば、食事がつきものです。
昼間のデートも夜のデートでも、
食事は欠かせませんし、
カフェで休息をとることも多いでしょう。
そのときになって初めて、一緒に恋人と
食事をする人も多いのではないでしょうか。
食事の際には、
育ってきた環境や癖が表に出やすいものです。
実は、デートでの食事の席での恋人の姿に
がっかりしてしまうという人は少なくありません。
食べ方が汚い、音を出す、
箸の持ち方が悪いなどといった癖が見えてしまい、
そのような姿を見ると「がっかりする」と
感じる人が多いのです。
人によっては、どうしてもこれだけは
譲れないと思う人もいるでしょう。
そんな時は、がっかりして
足早に別れを切り出すのではなく、
悪い癖を修正してあげることも一つの方法です。
もう少し、綺麗に食べたらどうか、
音は出さない方が良いよとか、
箸はこうやって持つんだよと
優しく教えてあげれば、
相手も嫌な思いはしないはずです。
人には様々な癖があります。
その癖がマナーに反するようなものならば、
注意するのも大切なことなのです。
気分を害さぬように相手に優しく伝えればきっと、
「直そう」と思ってくれるでしょう。
自分好みに
新しい恋人が出来たのに、
デートの待ち合わせの段階で
「がっかりしてしまった」
と肩を落す人がいます。
恋人がお洒落に無頓着で興味がなく、
お世辞にもお洒落とは言えない服装で
待ち合わせ場所に現れたら、
「デートすらしたくない」
と思ってしまっても仕方ありません。
普段、学校での制服姿や職場での
スーツ姿しか見ていなかった人の中には、
デートで、初めて相手の私服を
見たという人もいるでしょう。
そのため、デート当日になって
相手のファッションセンスの無さに
がっかりしてしまうことはよくあります。
一瞬で気持ちが冷めてしまった
という苦い経験をしたことのある人も
いるのではないでしょうか。
そのような恋人と
付き合うことになった場合、
頼れるのは自分自身、
そう恋人である、あなたなのです。
仮に待ち合わせ場所で
がっかりさせられても、
そのデートの最中に相手のファッションを
変えようとやる気を起こせば、
途端に前向きな気持ちに
なれるはずです。
相手の気分を害すことなく
相手を変身させるには、
ある程度の技量が試されます。
露骨に「その服おかしいよ」と
伝えるのではなく、
「きっとこんな服のほうが似合うよ」
とさり気なくアドバイスしてみましょう。
そこで余裕があれば、
「これをプレゼントしてあげる」
とあなた好みの洋服を
プレゼントするのもおすすめです。
相手は恋人からの贈り物なので
きっと大切にしてくれますし、
ずっと記憶にも残る大切な
プレゼントとなるでしょう。
出会いは良かったのに、
交際した恋人のセンスが悪いと
正直がっかりしてしまいます。
しかし、洋服のセンスは人それぞれです。
そんな時はがっかりするのではなく、
「自分好みに変えよう」
と気持ちを切り替えれば、
気持ちも晴れてデートが
楽しくなるはずです。
良い一面でカバーする
理想通りの人と出会い、交際に至っても
交際してみたら全然思っていた人と違った
ということもあるでしょう。
確かに交際すればただ眺めていた頃と違い
相手の知らない一面を
知ることになりますから、
「こんな人だとは思っていなかった」
と思うこともあるでしょう。
しかし、恋人の知らない一面を
見たからといって、
がっかりすることはありません。
交際が始まれば
誰だって嬉しいものですし、
デートが待ち遠しくなるでしょう。
しかし、一度恋人にがっかりしてしまうと
次のデートにあまり期待できなくなる
人もいるかもしれません。
「また、嫌な一面を見てしまうのでは」
と思ってしまうのです。
一度がっかりさせられると、
相手に期待しなくなってしまう人が
たくさんいます。
そんな時に
思い出してほしいことがあります。
それは、嫌な一面を見るということは、
反対に良い一面があるということです。
交際が始まって間もない頃は、
相手の嫌な部分を知ってしまうと、
そこばかりに気を取られてしまいますが、
まだまだ見えていない部分も
あるはずです。
その時に気になっている
相手のがっかりした部分も、
相手の良さに気づくことが出来れば、
気にならなくなるでしょう。
その部分にこそ焦点を合わせれば、
交際も無理せずに続けることが
出来るはずです。
交際後に恋人の新たな一面を
知ることはたくさんあります。
中には、
がっかりする部分もあるでしょう。
良い一面を見つけることが出来れば、
がっかりしたことすら
忘れるかもしれません。
良い部分も見る
自分の理想を恋人に
押し付けてしまう人もいるでしょう。
思い描いていた
理想のタイプの人と出会い、
お互いに惹かれ会う関係であっても、
いざ交際を始めると
「思っていた人と違う」と、
すぐに別れてしまうカップルも
少なくありません。
恋人にがっかりした時には、
まずは自分が恋人にとって相応しい相手で
あるかを見直す必要があります。
恋人がいない期間は、
こんな恋人がいたら良いな
こんなデートをしたいなと鮮やかに
彩られた未来を思い描くでしょう。
そして、
理想通りの人が目の前に現れれば、
自分が思い描いた恋愛が出来ると
喜びもひとしおではないでしょうか。
しかし、恋人はあなたの思い通りに
動く理想のロボットではありません。
相手には人格があり、
好みや生活があります。
当然ですが、あなたが思い描く全てを
満たす相手は存在しないのです。
デート中、
恋人の思いがけない行動に
がっかりすることが
あるかもしれません。
しかしそんな時は、
相手も同じようにあなたの行動に
がっかりしているかもしれない
ということは
心に留めておくべきでしょう。
お互いにとって完璧な相手と
巡り合うことは
ほぼないに等しいのですから、
不足しているところをお互いが
補い合う努力を続ければ、
二人はきっとそれぞれの理想に
近い関係を築けるはずです。
交際がなかなか続かない人の中には、
相手の嫌な部分ばかりを
見てしまう場合が多く、
良い部分へと目を向けるように
意識すると二人の関係は
より良いものになるはずです。
デート中には、恋人に
がっかりすることもあるでしょう。
しかし、それは恋人のある
一面でしかありません。
がっかりしたことですぐに
気持ちが冷めてしまうようでは、
誰と交際してもうまくいきません。
そうならないよう、
そのがっかりしたことを
プラスに転換する楽しさや
喜びを感じられるようになると、
恋人と過ごす時間は
きっと有意義なものになるでしょう。
